第1話振り返り
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過去と現在を繋ぐ無線機が未解決事件を解くカギに?
1995年4月、ある小学校で女子児童・綾香が誘拐され、
数日後に遺体で発見される事件が発生しました。
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事件当時、綾香に近づく女性を目撃していた三枝健人は警察へ。
しかし、小学1年生だった健人の話を聞く人はおらず、
警察のカウンター席にメモを残して去りました。
そのメモを事件担当の大山(北村一輝)刑事が見つけポケットへ。
一方、警察は中本管理官(渡部篤郎)指揮のもと、
遺留品に残った親指の指紋から割り出した男性・橋本を被疑者として断定。
全力をあげて行方を捜していました。
しかし、大山は親指の指紋しか見つかっていないこと、
橋本のクレジットカードには女性用の服やバッグの購入履歴が多数あることから、橋本犯人説に疑問を持っていました。
そんな大山に苛立ちを見せる中本管理官。
綾香の事件から5年後、三枝警部補から閉鎖した谷原記念病院に行くなと指示された大山は単独で潜入。
排水溝に親指のない橋本の首つり遺体を発見します。
驚いた大山は無線機で三枝に呼びかけた直後、何者かに背後から襲われ行方不明に……。
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綾香事件の時効が間近に迫った2000年、三枝健人(坂口健太郎)は南山田交番に配属する警察官
となり、プロファイリングを独学でマスターしていました。
ある日、健人は警察の廃棄用ゴミ袋の中から、三枝警部補と呼びかける古ぼけた無線機を発見します。
大山と面識がなく現在は巡査である健人は不審に思いながらも
「誰ですか?」と尋ねると
「三枝警部補、大山です。橋本は利用されて殺された。真犯人は別にいる。」
と返ってきました。確かに自分に向けた連絡だったのです。
橋本の名前から綾香の事件を連想した健人は、急いで谷原記念病院へ。
そこには大山の姿はなく、白骨化した橋本の遺体が見つかりました。
もともと、橋本犯人説に疑問を抱いていた大山の同僚・岩田一夫(甲本雅裕)、
桜井美咲(吉瀬美智子)は真犯人説を唱えますが、警察のメンツを重んじる中
本は、真犯人説を無視。
マスコミを呼んで「犯人の橋本は自殺した。」と発表してしまいます。
しかし、「真犯人は谷原記念病院にいた看護師で、証拠もある」
とマスコミに叫ぶ健人の姿が放送されたことから、情報提供の電話が続々と警
察に入ります。
警察は、吉本圭子(長谷川京子)と名乗る看護師の情報により、吉本の同僚・前川を連行し
ました。
ところが、背格好は似ているものの地味な前川を見た健人は別人だと気づき、情報提供者の吉本に疑いを向けます。
自己顕示欲の強い吉本はマスコミが押し掛ける警察の近くにいるという健人のファイリング通り姿を現し美咲によって任意同行されました。
時効まであと40分……。
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