なぜ、夫婦は相手を名前で呼ばなくなるの?
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「おい」
「おまえさぁ」
「ねぇ」
「あなた」
「パパ」
「ママ」
あなたの家庭での相手の呼び方はなんでしょう?
もし、相手をこのような呼び方をしているのであれば、今すぐにでもやめて下さい。
中でも、「おい」「おまえ」などの呼び方は最悪です。
初対面の人に、「おい」とか「おまえ」などと呼ばれたら、気分が良い人はいないですよね?
では、なぜ夫婦間ではそのような最悪の呼び方になってしまうのでしょうか?
これはズバリ、慣れなんですね。
慣れてくると、どうしても「おい」とか「ねぇ」という呼び方に変わってしまうんですね。
夫婦間の天敵は「慣れ」です。
慣れてくると、挨拶や名前の呼び方に慣れの症状が出てきます。
と、言うことは、誰でもできるはずの挨拶でもやらなくなります。
そこから歯車が狂って来て、だんだんと離婚の危機が訪れるようになります。
では、なぜ名前で呼び合うのが良いのかと言うと、
名前で呼ぶと言うことは、呼ばれた相手に重要感を与えてくれるのです。
重要感とは?例えば、
「自分は特別なんだ」「私(俺)じゃないとだめなんだなぁ」
こんな風に自然と認識してしまうものです。
人間は「自分は特別だと認めてもらいたい」ものなのです。
名前で呼び合う事は、相手を認めているという気持ちを伝える一番簡単な方法なのです。
これは夫婦間において、かなり重要なことで、とても大切なのです。
先に名前以外で呼び出したのは、どちらか分かりませんが、片方の人が名前以外で呼び始めると、いつの間にか2人共名前以外で呼び始めます。
こう言う所も夫婦は似るものなのです。
夫婦は似る?ならば、あなたが、名前で呼び始めれば、相手も名前で呼んでくれるはずですね。
夫婦間が危機的状況にある方は、やはり「おい」とか「ねぇ」の呼び方の方が多いのです。
そしてその事を全く気にしていません。
それどころか、いつも微妙にけんか腰に聞こえてしまいます。
この後にいつも喧嘩になってしまう方、なぜかいつも喧嘩が絶えない方。
喧嘩が始まる前の前に防ぐ方法があります。
「出だしの言葉と、相手の名前を入れ替えましょう」
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どう言う事かと言うと、大抵の人は「ねぇ、~」「あのさぁ~」「ちょっとさぁ~」などから話し始めますね。
怒っている理由がなんであれ、喧嘩に発展します。
なぜなら、「おい」「あのさぁ」「ちょっとさぁ」の後に続く言葉は、良い意味の言葉って少ないですよね?
「おい、ありがとう。」滅多に使いませんよね?
「おい」の後の言葉には悪い言葉を使うと言うことが常識的になっています。
そこで、出だしの言葉を名前に変えます。(付き合い始めた時に呼んでいたあだ名があれば、それの方が良いです)
そして、名前を言う時のトーンはいつも同じに決めておいて下さい。
機嫌よく聞こえて、ちょっと高めのトーンがお勧めです。
怒っている時でも、できるだけ同じにして下さい。
「ちょっと!、これの事なんだけど!……」
↓
「○○ちゃーん、これの事なんだけど……」
「あのさぁ、これの事なんだけど!……」
↓
「○○ちゃーん、これの事なんだけど……」
どうですか?名前で呼べば続く言葉が、自然と優しくなりますよね?
つまり、名前で呼ばないと喧嘩が多くなるという事です。
「おい」「あのさぁ」がダメなのはわかったけど、「パパ」「ママ」くらいなら良いのではないでしょうか?
これはよくある事なのですが、子供に対して使う時はOKです。しかし、夫婦間で使うのは避けた方が良いです。
これは、子供の前では「パパ」「ママ」ですが、夫婦間においてはあくまでも男と女です。
パパ、ママと呼び合っていると、男と女である前に、父親、母親という気持ちに無意識に支配され、自分が男、女であることを忘れてしまいます。
夫婦間においては、親である前に、男性(女性)であることを忘れないで下さい。
これは、結構多いパターンですので注意して下さい。
なかなか相手が名前で呼んでくれません……
昔は呼び合えていたのですから、必ず名前で呼び合えるはずです。
あなたが名前で呼び続けることによって、徐々に名前で呼び合えるようになります。
相手を変えたかったら、まず自分からです。
次に旦那様(奥様)を呼ぶときからさっそく使ってみて下さい。
恥ずかしがらずに……。最初だけです。
本当によく考えると、これも挨拶と同じで、夫婦間で名前で呼ぶのが恥ずかしいなんて言うのもおかしな話ですね。
そう考えると、恥ずかしい事なんて何もないですよね?
さあ、今日から早速やってみましょう。
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