なぜ野球は9回なのでしょうか?

なぜ野球は9回なのでしょうか?

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野球の発祥地はもちろんアメリカです。1839年、アブナー・ダブルディという人が、ニューヨークのクーパーズタウンで行ったのが最初と言われています。

実は、この頃の野球は、今の野球とはずいぶんと様子が異なっていました。現在の様な回数制ではなく、規定得点制で行われていました。規定得点制とは、例えばバレーボールやテニスのように、決められた得点を先に取った方が勝ちというルールです。

では当時、野球の規定得点とは何点だったかというと、21点でした。現在のゲームを観てもらうと分かる様に、野球で21点取るにはかなりの時間がかかります。しかも当時は下手投げで、四球(フォアボール)も三振も無かったから、野球は1日がかりのスポーツでした。

あまりにも時間がかかり過ぎる為、1857年に最初のルールブックが作られた時に、ヘンリー・チャドウィックというスポーツ記者が、9回制にしたらどうかと提言しました。それが受け入れられて、現在の9回制になったのです。

では、なぜ10ではなくて9なのだろうか? これは、アメリカで12進法がポピュラーだったからだと言われています。例えば1ダースは12個、1フィートは12インチです。12進法は、時計を見てもわかる通り、4等分して考えるのが一般的です。そこで、12の四分の三である9という数字が選ばれたという事です。

ちなみに、四球も、当時は9球にならないと出塁できませんでした。これではあまりにもピッチャーが有利という事で、1882年に7球、1884年に6球、1887年には5球と減っていき、1889年に現在の四球となりました。

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ボールの縫い目はなぜ108個なの?

プロ野球の公式ボールの縫い目は、108あるそうです。巨人の星で星一徹が言っていました。まさに人間の煩悩の数と同じだが、何かいわくがあるのでしょうか?

野球の公式ボールには「ボールはゴム、またはコルクなどの芯に毛糸と綿糸を巻き付け、白色の馬革または牛革で包んだ物を用いる。重量は141.8~148.8グラム、周囲は22.9~23.5センチで、高さ3.97メートルのところから板状に落とした時に1.43~1.5メートルの高さまで弾むものとする」という規定があります。しかし、縫い目の数は指定されていません。

明治時代、初めてアメリカで野球のボールが作られた時は、縫い目は116個あったそうです。大正2年、スポーツ用品メーカーのミズノが、日本で野球のボールを大量生産を開始した時点では、それが112個に減っていました。

昭和23年、アメリカ製のボールの縫い目は更に減り、108個になりました。そこでミズノでもこの年から108個に統一したそうです。

アメリカで、ボールの縫い目の数がなぜ減り続けたのかは定かではありません。ただし、煩悩と関係ない事だけは確かなようです。

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