卵を生で食べると中毒になるの?

卵を生で食べると中毒になるの?

先進諸国で卵を生で食べるのは日本だけだといいます。欧米の日本料理店ですき焼きを頼んでも、ほとんどの場合「生卵」は出てこないし、頼んでも断れてしまいます。生卵はそんなに危険なものなのでしょうか?

生卵による食中毒の原因はサルモネラ菌です。しかし、サルモネラ菌で食中毒を起こす為には、「グラム中に一万個以上の菌が増殖している必要があります。このような食品を食べると急性胃腸炎になります。

卵を実際に検査したところ、サルモネラ菌が卵の中から検出された率はかなり低いという結果が出ています。その為、買ってきた卵からサルモネラ菌が検出されるという可能性はほとんどありません。

それでも時折、カスタードクリームなどで食中毒が発生します。これは卵を大量に割ったまま大きな容器に入れ、加熱するまでに時間を置いてしまうからなのです。この間にサルモネラ菌は繁殖し、食中毒を起こすレベルまでに達してしまうからです。

家庭でもタマゴは冷蔵庫で保存し、ひびが入っているものは完全に火を通してから食べましょう。生や半熟状態で調理したものはなるべく早く食べるようにして、保存する場合は必ず冷蔵庫に入れるなどの注意が必要です。

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豆腐と納豆の名前の不思議とは?

豆が腐ると書いて、豆腐。豆が納まると書いて納豆。この二つの漢字はどこかで取り違えられたのでしょうか?

豆腐と納豆は一緒の船で日本に入ってきたため、陸揚げされた時に豆腐と納豆の名前が入れ替わり、豆腐が納豆と呼ばれ、納豆が豆腐と呼ばれるようになったという説がありますが、これはいささか眉唾もののようです。

実は、腐という文字から「くさる」という意味を連想するのは日本人だけです。中国で「腐」というと「液状のものがより集まって固形状になった柔らかい物」、「液体でもなく固体でもない物」の事を指します。つまりは、大豆からできた「腐」だから豆腐なのです。

納豆は、奈良時代に中国から伝わった大豆の加工食品を、僧侶が精進料理用に改良したものだと言われています。当時、納豆は寺の納屋の中で作られていました。納屋の中で出来た大豆の加工食品という事から「納豆」という字が当てられたと言われています。

また納豆は、鎌倉時代に、幕府に献上する(納める)ために作られたから納豆という名が付いたという説もあるようです。

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なぜ発酵食品の納豆に賞味期限があるのでしょうか?

納豆は元々大豆を発酵させた食品です。にもかかわらず賞味期限があるのは、「おいしく食べられる期間」を表しているからです。

納豆の中では納豆菌が生きているから、そのまま食べずに置いておくと、菌の繁殖が続き、発酵が進んでしまいます。

納豆菌が発酵しすぎると、アンモニア臭に似た臭を発したり、ドロドロになったり、チロシンというアミノ酸の一種が白い結晶になるなど、あまりおいしくなくなります。また、保存状態が悪い場合には雑菌が中に入り込み、納豆菌の弱い部分から腐敗していく事も考えられます。

その為、発酵食品である納豆にも賞味期限があるのです。賞味期限を過ぎたものは、納豆といえども口にしない方が良さそうです。

もし、納豆を保存しておきたい場合には、冷凍庫保存しましょう。納豆菌は冷凍庫の超低温下では活動がストップするので、発酵が進みません。冷凍庫なら3~4ヶ月は保存できるようです。

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