予知夢は本当にあるのでしょうか?

予知夢は本当にあるのでしょうか?

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車が動かなくなる夢を見たら、翌日、本当に車がエンストして大変だった。

このように、夢で見た事が現実に起こると、「それじゃ、あれは正夢だったんだ」という人がいます。

前もって、未来を察知するような夢を予知夢と呼ぶ向きもあるようですが、精神分析学でいえば、予知夢というものはないと考えています。

例えば、車が故障する夢は、前の日などに車に乗っえていて、それとなく車の不調を感じていた。「そろそろ整備点検をしなければ」と思っていたことが夢になって表われ、偶然その翌日に車が故障したと解釈できます。

この夢を見た人は「車の調子がよくないから、近いうちに直そう」と思った事を、忘れていたのかもしれません。それだけに、故障の夢が、まるで予知夢であったかのように感じてしまうのです。

また、現実の出来事が引き金となって、夢が予知夢であったように想像することもあります。

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ある女性が、こんな話をしてくれました。

「街を歩いていたら、前から髪の長い女性が歩いてくるんです。どこかで見た顔だと思ったら、10年以上も会ってなかった友だちのY子さん。実は、その前の日に、髪の長い女性と話をしている夢を見たんですよね。昔、私たちが仲良くしていたころ、Y子は髪が短かったのだから、私が見た夢は、予知夢だったんじゃないかしら」

不思議なめぐりあわせに喜んでいるこの女性にとっては、本当に予知夢のような気がするのも無理はありません。

でも、この夢も、たまたまY子さんがロングヘアだったことで、

「髪の長い女性と出会う夢」を思い出したと考えるほうが妥当です。かりにY子さんがショートへアだったとしたら、夢を見た事そのものを思い出したかどうか、疑問ではないでしょうか?

この場合、偶然の出会いを喜ぶ気持ちに水をさすつもりはありませんが、たまたま見た夢が、現実の出来事によって、記憶にのぼってきたと考えるべきです。ましてや、予知夢と判断することは不可能といえるでしょう。

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