人は夢を見ないと死んでしまいます

夢は生命のリズムを保つペースメーカー的役割でもあります

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「せっかく体も心も休めるために寝ているのに、夢を見て脳を活動させていたら、疲れてしまうのでは……?
と思う人もいるではないですか?   答えはノーです。

人間は起きている間、緊張と弛緩(しかん)という一定のリズムを保っています。体や頭脳が活発に働く時と一時的に休む時が、繰り返し訪れているのです。

実は、眠りに入ってからも、このリズムはある程度引き継がれています。眠っているからといってこのリズムを止めてしまうと、体や心のバランスが狂ってしまうためです。

夢を見るのも、緊張と弛緩という一定の波をキープし、心と体にとって必要なリズムを与える為と考えて良いでしょう。実際、夢を見ている時は、脳が活動をするだけではなく、心臓の拍動や呼吸が速くなったり、性器は興奮状態になったりしています。反対に、夢を見ていない睡眠時には、心拍も呼吸も穏やかで、性器の興奮も見られません。

それに加えて、ひと続きの夢を見ている時にも、ある一定のリズムがある事が発見されています。夢の中で明るい場面と暗い場面、上がったり下がったりする場面が出てくる場合、それに合わせて体や心にも、緊張と弛緩の波動が見られます。あなたが健康的なリズムを持っていれば、それに対応した起伏のある夢を見ます。

夢は、あなたの眠りを”映画の上映館”にするだけではなく、眠りの中にも、一定のリズムを保ってくれるペースメーカーとしての役割も果たしていると考えられるでしょう。

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人は夢を見ないと死んでしまいます

夢は、あなたの体と心のリズムを正常に保つ為に不可欠なものであることは、先に述べた通りですが、もし、夢を見るのを遮られたらどうなるのでしょうか?

犬も猫も、夢を見るとされています。もちろん彼らは、夕べどんな夢を見たかを言葉で表す事はできません。けれど、人間が夢を見ている時と似たような変化が、これらの動物の脳波にも表れる事が報告されています。

そこで、猫が眠りに入って、どうやら夢を見始めたらしい脳波が出てきたら、猫を起こしてしまうという実験を繰り返してやったそうです。その結果、夢を見る以外の時間は十分に眠っていて、睡眠時間に不足はないにもかかわらず、猫は死んでしまいました。

なぜ、夢が見られないと生きられないのか、その理由を完全に説明する事はできません。とはいえ、人間を含めた動物の眠りには、夢が必要である、という仮説が成り立つのではないでしょうか。本当に心も体もゆったりとする為には、ただ眠ればいいのではなく、夢を見なければならないのです。それが、たとえ、ちょっと怖い夢であったとしてもです。

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