連想をたどると、夢の根本が見えてきます。夢はすべて、何かのたとえです。

夢はすべて、何かのたとえです

スポンサーリンク




自分で夢判断をする為には、前述したポイントを理解したうえで、いくつかの基本的な約束ごとを知っておかなければなりません。まず、夢判断にとって、重要なポイントは、「夢は比喩である」ということです。

比喩、つまりたとえ。夢に出てくる事柄や状況は、現実願望をストレートに表現わけではありません。一般的な例を挙げると、蛇が男性の象徴であったり、花が女性の象徴だったり、家や建物が自分の体の象徴であったりします。一つの事象が、その人の経験や連想によって、思いも寄らないような事にたとえられることも、よくあるのです。

夢判断をする際には、ある願望を表現するために、その人の心の中で、どんな連想が行われているかを探ることが大切です。

連想をたどると、夢の根本が見えてきます

スポンサーリンク




精神分析学によると、連想の行われ方には、次の様に、いくつかの法則があることが明らかになっています。

  1. 重大な問題ほど、関係のないものに置き換えられます
    その人にとって、深い意味を持つものほど、一見、何の関係もない様なものにすり替えられます。
    箸の上げ下ろしにもうるさい母親を、うっとおしく思っているとしたら、箸→食べ物→ゴキブリといった連想が成り立つ事があります。そこで、母親がゴキブリに象徴され、そのゴキブリにつきまとわれて、うるさく思っている夢になったりしてしまいます。
  2. その人の普段使う言葉が反映されます
    外国暮らしの長い人が、日本に帰りたいと願っているとします。その人は、土いじりをしている夢を見ました。その人が普段から「早く日本の土を踏みたい」という言葉を使うクセがある事から、日本に帰る=土を踏むという置き換えが行われているのです。忙しい人が、追加の仕事を頼まれたとき、「そこまで手が回らない」という言葉を使うとしたら、手を動かせなくなる夢を見るといった事もありえます。
  3. 語感が似ている関係のない何かに置き換えられている
    ダジャレのようですが、ある物事を表現する為に、言葉の響きが似ている別なものを持ってくることもあります。箸と橋、雨と飴、亀と瓶というように、音の似ている別な物にすり替えて表現するのです。前の日に会社の宴会があって、お酒の入った上司から絡まれた人が、魚のサケに噛み付かれる夢を見ることも、実際にありうる事なのです。
  4. 反対語や反対の事実に置き換えられる場合もあります
    本心を表すために、夢では、まったく反対の物事や言葉で象徴されるを事もよくあります。語感や連想を追って行っても、思い当たる節がない場合は、夢で出てきた事象を、まるで反対のものに置き換えてみると、「なるほど」と納得できる事もあるのです。

両親を表す為に、小さな二人の子供で表現したり、「新しい人生」を表現する為に、「古い電車」を持ってきたりするわけです。置き換え、象徴の仕方は、人によってさまざまであり、経験に応じて自由自在に行う事ができます。自分の中のわがままな部分を表現するのに、猫を象徴に使う人もいれば、赤ちゃんで象徴する人もいるでしょう。そういう意味で、精神的に豊かな世界を持つ人は、置き換えのバラエティも豊かなのかもしれません。

スポンサーリンク



シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする