<夢判断>夢は人生で失ったもの、取り戻したい物を探し求める心の旅

<夢判断>夢は人生で失ったもの、取り戻したい物を探し求める心の旅です

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井上陽水氏の『夢の中へ』の歌詞そのままに、ある意味で人間の夢は、人生で失ったもの、取り戻したいものを追い求める「心の旅」です。

老いた人は、美しき青春時代を、子供は母親の母胎で味わった安心感を、妙齢の女性は去っていった恋人を、眠りの世界で追いかけ続けています。その願望は、必ずしも夢の中で達成できるとは限りません。

見つかったり、手に入ったりすることよりも、むしろ見つからないことの方が大多数です。
「前に、『夢は願望を充足させるために見る』と書いてあったじゃないか。

だったら、思う存分に、欲しいものを手に入れる夢を見るはずだ」と思う人もいるでしょう。そこに、人間の願望充足の不思議さがあります。

なぜなら、夢の主たる目的は、探し物を手に入れることそのものではなく、「こっちへ行けばきっとうまくいく」「このまま進めば、探していたものに出会える」と思うことだからです。
目標を達成するために、こうすればいいと思うことで、人は安心します。

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実際にアクションを起こさなくても、ハッピーエンドへの見通しがつくわけです。その段階で、願望は充足されます。探しあてた達成感を味わう夢が意外に少ないのは、眠りの中にいながらも、「世の中そんなに甘いもんではない」とわかっているのでしょう。

日常生活でも、苦しい仕事をしている人が、「これが終わったらボーナスが出る」「このヤマを乗り切ったら、彼と海外へバカンスに行ける」と思えば、がんばって乗り越えるパワーが生まれ、気持ちが安定してくるでしょう。

実際には、ボーナスが思っていたほど多くなかったり、飛行機のチケットが取れなかったりする事もあります。

それでも、そのうち願望が充足されるかもしれないと思ったことで、ある程度、満足しているはずです。人間は、夢の中でも、願望を達成しようとするプロセスを楽しんでいる動物なのです。

「ああ、見つかってよかった」「うまくいった」という結果より、むしろどうしようかと考えているうちが花なのかもしれません。

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